健康2026年3月10日·7分で読める
赤ちゃんの熱完全ガイド:体温の目安・対処法・受診のタイミング
正常な体温の範囲、測定方法の比較、家でできるケア、すぐに受診すべき危険なサインまで詳しく解説します。
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著者 Sapi赤ちゃんが熱く感じると親御さんは不安になります。発熱は感染と戦う体の正常な反応ですが、赤ちゃんの月齢と体温によって対応は大きく異なります。特に生後3ヶ月未満の新生児に熱がある場合は、迅速な対応が必要です。
正常な体温と発熱の基準
- 正常体温:36.5〜37.5°C(測定部位によって多少異なる)
- 微熱:37.5〜38.0°C
- 発熱:38.0°C以上(直腸測定基準)
- 高熱:39.0°C以上
体温測定方法の比較
体温計の種類と測定部位によって結果が異なります。最も正確な方法は直腸(肛門)での測定ですが、実用面では耳式体温計や脇の下での測定がよく使われます。
- 直腸(肛門):最も正確。生後3ヶ月未満の新生児に推奨
- 耳(鼓膜):速くて便利。耳道が十分発達した3ヶ月以降に正確
- 脇の下:測定しやすいが、実際の体温より0.5〜1°C低く出ることがある
- 額(赤外線):便利だが誤差が生じやすい
⚠️ ⚠️ 生後3ヶ月未満の赤ちゃんに直腸温38.0°C以上が測定されたら、すぐに救急を受診してください。赤ちゃんの様子に関係なく、重篤な細菌感染のリスクがあるため緊急処置が必要です。
家でできるケア
発熱があってもすべてのケースで解熱剤が必要なわけではありません。38.5°C未満で明らかに苦しそうでなければ経過観察が可能です。ただし赤ちゃんが辛そうな場合は、体重に合わせたアセトアミノフェン系解熱剤を使用できます。
- 薄手の通気性の良い服に着替えさせる
- 脱水を防ぐため母乳・ミルクを頻繁に与える
- ぬるま湯(36〜37°C)で体を拭く
- アセトアミノフェン(カロナール等):生後3ヶ月以上、体重あたり10〜15mg、4〜6時間間隔
- イブプロフェン:生後6ヶ月以上にのみ使用可
すぐに受診すべき危険なサイン
- 生後3ヶ月未満 + 直腸温38.0°C以上
- 生後3〜6ヶ月 + 39.0°C以上
- 年齢を問わず40.5°C以上
- 熱性けいれん(ひきつけ)が起きた場合
- 極度にぐったりして反応がない
- 発熱が3日以上続く
- 発疹・呼吸困難・首の硬直を伴う発熱
解熱剤使用時の注意事項
子どもにアスピリンは絶対に使わないでください。ライ症候群という稀ですが危険な状態を引き起こす可能性があります。2種類の解熱剤を同時に使ったり、指定より短い間隔で使うことも避けましょう。